ベジタリアンについて、動物について、など私の思ったことを書いています。
□久しぶりのお肉 ('03/11/11)


先日、約4年ぶりにお肉を食べました。しかも2日連続です。
彼のおじさんに懐石料理をご馳走になりました。
庭園の美しい広々とした個室で、彼のいとこも一緒に4人で食事しました。
今までも懐石は何度か食べましたが、偶然だったのか魚中心で肉はないものばかりで、
懐石って肉は使わないものなのかなぁなんて思っていたのです。
今回は高級なお料理だったのか品数も多く、お肉料理も付いていました。
小さな鉄板に乗せられた和牛の小ぶりのステーキでして、目の前に出されたときは一瞬、
わぁーお肉だ、、と思いましたが、せっかくだから美味しく頂こうと全て食べました。

そして翌日は友達の結婚式に行きました。
今まで菜食を始めてから行った結婚式では、偶然かパーティー形式・つまりビュッフェ式の
お料理でしたので、お肉を避けて魚や野菜を頂いていましたが、今回は一流ホテルでの
フルコース料理です。招待状が来たときから、今回はおめでたい席なのだし、お肉も美味しく
頂くことにしようと決めていました。当日は中華のお料理でした。
とにかく豪華で品数が多く、その中でお肉料理は2品ありました。
北京ダックのスライスを野菜と一緒にクレープで包んだものと、
小ぶりの牛ステーキを中華まんにサンドして頂くものでした。

4年間肉を口にせずに過ごしてきたわけですが、久しぶりにお肉を食べたからといって
ものすごい違和感がある・・ということはありませんでした。
まあ、20年以上お肉を普通に食べてきて、食べなくなってからたった4年ですからね。
もちろん食べる際、いろいろなことを考えながら口にした・・という点では昔とはかなり
違いがあるのですが、口にしてみて、以前と同じおいしさというのはありました。
頭の中や心の中では、今では肉に対していろいろな思いがあるのですが、
体というか舌では、以前と同じように肉を口にして美味しいと感じるんだなーなんて思ったり。

なんだか今回、良い経験をしたような気がします。
肉を食べるときは感謝の気持ちを持つべきではないか・・なんて言いながらも、
私自身、感謝の気持ちを持って肉を食べたことなんてありませんでしたからね。
それを実践する前に菜食になりましたので。
でも実際、感謝の気持ちを持って食べる・・というのも、難しいものという気がしました。
お肉を口にしながら、動物を想像したり色々してみたものの、一人で黙々と食べているわけでも
ないし、人としゃべりながら口に運んでいる状態ですからね。
感謝の気持ちなんて一言で言っても、難しいものだなと思いました。

私は工場畜産による監禁飼育で、物のようにベルトコンベアで肉となっていく動物を映像で
目にしたとき、感謝ってなんだろう・・と疑問に思いました。
数ヶ月から数年にわたる苦しい日々の末に作られた一塊の肉。
それを私たちは一口でぱくっと食べ終える。“感謝”の気持ちを持って・・?
もちろん自然農法で、快適な状態で育てられた動物ならば、もう少し素直な気持ちで感謝
できるかもしれません。でも、物のように育てられた動物はどうなんでしょうか。

正直私は、今回肉を口に運びながら、何を思ったら良いのか良く分りませんでした。
ただ一つ確実にいえることは、やはり無関心は良くないのでは、ということです。
つまり、工場畜産の現状・肉という塊が作られるまでの過程は知っておくべきだということです。
だからといって、しんみりと感傷に浸りながら、肉をそっと口に入れるのも・・
やはり食べるときは美味しく食べるべきでしょうけど・・う〜ん・・動物ってどう思ってるでしょうね??

何か色々考えさせられたような気がしますが、うまく言葉にできないです。
また思いつくことがあったら文章にしてみたいと思います。