□頂いたメールの紹介・No.4 ('04/4/6)
Rayさん、こんばんは。
はじめてメールさせていただきます、げんたというものです。
私はウェブデザイナーをしておりまして、個人的に作品を作ろうと思い、
野生のネコ科動物を調べていました。
スカパーのアニマルプラネットか何かで放映していたのですが、
アメリカでトラやライオンが300ドル位で売買されて、ペットにされており
トラでいえば野性は5000頭未満にも関わらず、
ペットでは10000頭も飼われています。
劣悪な環境下で飼われるトラ達の現状をグラフィック作品にして、
世界の人たちに訴えることができたら、と思ってます。
そんなとき、PETAのサイトに行き着いて、家畜問題のビデオ
「Meet your meat」を観てしまいました。
正直、タイトルを見て、「どうしようか、、」と悩んだのですが
観てしまって正直、後悔してます。
実は昨日、その事実を知ったのですが、本日からベジタリアンになろう、
と思っています。私は独身28歳の男なので、コンビニで肉、卵、
牛乳の使っていない食品を買い、食べ終わったあとに
「仏教 ベジタリアン」というキーワードでRayさんのサイトを見つけました。
(仏教・お釈迦様は、自分が慣れ親しんだ一番近い宗教なので
参考程度に興味を持っています。)
Rayさんのベジタリアン感、正直私が感じたものと同じだったので
すごく共感、感動しました。私は昔から「料理してくれた人のこと思って」
「飢餓で苦しんでいる人を思って」「命を提供してくれた動植物を思って」
食事を残さないように、感謝の気持ちをこめて食べてきたつもりでした。
肉を食べることは本当に好きだし、「動物がかわいそうだから食べない」
ということには少し疑問を持ちながら、(人間の本能ですしね)
自分の解釈で肉料理と向き合っていました。
でも、牛や豚や鳥のあの悲惨な現状を見ると、「残さないようにする」
だけでは自分の気持ちに向き合うのにかなり手ぬるいなと感じました。
静止画よりも、映像のインパクトはかなりのものです。
昨日調べただけでも、ヨーロッパでは「動物の福祉」を考えている動きが
活発になりつつあるようですね。この考えに私も賛同です。
また、美味しくお肉が食べられるように、日本でもシステムを変えて
いかなくてはいけませんね。
でも、4年間も続けてらっしゃるRayさんでも色々と悩まれているのに
昨日その真実を知った私は、今後の心配が色々ありそうです。
特に、自分の知り合いとの食事のときに、どうやって「相手の食事の
気分を損ねずに」自分はベジタリアンを実行していくか、ということです。
何となく漠然とした考えですが、最初は知り合いと食事するときは
私もお肉を食べて、一人のときは控えるようにして、だんだんと自分の
考えや世論の動きを知り合いに伝えていこうと考えています。
東京のど真ん中に住む独身の私にとって、「食べる」を考えたときに
「家畜」を抜きにすることは本当に難しそうです。
いつか自分でHPを開設できるとしたら、「コンビニでもできるベジタリアン
生活」というコンテンツを考えれたらな、と思います。
同時に、PeTAのビデオや、Rayさんのコンテンツも紹介できたらと思います。
(その際はリンクの申請しますね。)もしくは、そんなコンテンツができる
ようであれば、Rayさんからもお願いします。(笑)
Rayさんがおっしゃられているように、日本のみんなは現状を知らないの
だと痛烈に感じます。まず、「知る」ことが大事ですね。
あとは、家畜問題だけじゃなく、ペット問題も考えていければと思います。
実家は20匹ほどネコがおりまして、彼らはみんなキズもののノラでした。
片目もなければ脚にひどいキズのものもおりますし、死ぬまで鼻が
ず〜ず〜のヤツもいました(フジくんみたいなやせっぽちでした、、)。
母はネコが好きにも関わらず、よく「嫌いだ」と言って面倒見てます。
「もう面倒見たくないから飼わない」ともよく言います。
でもこれって、生き物に対する責任を知っているから出てくる言葉でしょう。
よく、調子の悪い野良猫を見つけてきては、10万〜もかけて入院させて
去勢させて元のところに返してます(笑)。
そんな母みたいに私もなりたいな、と思います。
犬猫の処理現場の動画を観て、涙があふれてきた自分の気持ちを
ちゃんとその犬猫に伝えるように、できるかぎり「行動」していきたいです。
初めてのメールで長々とスミマセンでした。
正直、「何のために、そうしたいの?」ってきかれるとうまく答えれないと
思いますが、自分の「感覚」「そうしたいと思う気持ちから」を大事に
していきたいと思います。
料理が苦手な私なので、まだレシピコンテンツ見ていませんが、
これからもチェックさせていただきます。
素敵なHP、ありがとうございます。また、読んで頂いてありがとうございます。
***以上、塩澤源太さんから頂いたメールです。そして以下が私の返信です。
げんたさん、こんにちは。お返事が遅くなってすみません。
頂いたメール、じっくり読まさせて頂きました!
そういえば海外では、トラやライオンをペットにしている人がよくいますよね。
でも、この数字には驚きました。野生よりもペットが多いなんて・・。
トラやライオンなんて、サバンナやジャングルにいる方が自然、
わざわざ人間に飼育されるなんて不自然・・ということに気付いて欲しいです。
日本でも、珍しい海外の動物が大量に輸入され、販売されていますよね。
長く過酷な輸送中に多くが死んでしまうため、死ぬ数を見込んで多めの
動物が輸入されるそうです。(熱帯魚の死亡率は極めて高いそうです)
動物はおもちゃじゃなくて生き物!という当たり前のことに気付くべきです。
ぜひ素敵なグラフィック作品を作って下さい。(私も見たいです!)
本当に多くの人にこの現状を知って欲しいと思います。
> そんなとき、PETAのサイトに行き着いて、家畜問題のビデオ
> 「Meet your meat」を観てしまいました。
このビデオは本当に見ていてつらいですよね。
何度見ても泣いてしまいます。。
もちろん大事に動物を飼育されている畜産家の方たちもいらっしゃいますが、
私たちの目にする肉の殆どは、機械的な工場畜産によるものです。
この映像はアメリカですが、日本ではアメリカの肉を大量に輸入している
わけですから、他人事ではないですよね。
全てがあれほどひどくはないにしても、あのような状態で生み出された肉も
私たち日本人は口にしているはずです。
肉を食べるときに感謝の気持ちを持つ、ということは大事なことですが、
本当の感謝の気持ちというのは、生きた動物が肉になるまでの過程を
知らなければ・見なければ生まれないと思います。
確かに目にしたくない部分ではありますけどね。
以前他のコラムでも書きましたが、ある屠殺業者の方が、焼き肉を食べる
時には必ず1枚1枚丁寧に焼く・・・動物は人間のために命を投げ出して
いるのだから、無駄な食べ方はしない・・と言っていました。
動物が肉となっていく過程を見ている方だからこそ、感謝の気持ちが
あるのだと思いました。
チベットやトルコなどで、来客時や祝福時に、飼っている羊を料理する、
という映像を何度かテレビで見たことがあります。
喉を裂いて殺し、皮を剥いで肉を刻んでいくという生々しいものです。
見慣れていない日本人には目を覆う光景でしょうが、
日本のスーパーにあるきれいな肉にも、この過程があるんですよね。
私は人にベジタリアンを強要する気はありません。
でも、肉が作られる過程は全ての人が知るべきだと思います。
そうすれば、感謝という言葉の意味も分かってくると思いますし、
今の様な無駄な消費も、過酷な大量生産も減ると思うのです。
ただ問題なのは、本当の “感謝” って何だろうってことです。。
これを言ってしまうと元も子もないのですが。
大事に育てられた動物なら感謝できるかもしれませんが、
大量に物の様に扱われる動物に対して、感謝の気持ち・・なんて
無理がある様に思います。
私も去年、肉を食べる機会が2回あったのですが、
正直感謝しながら食べる・・といってもよく分からなかったのです。
動物に感謝しましょう・・って、昔から言われてきたと思いますが、
大量生産が少なかった昔だからこそ現実味があったのかな?
なんて思ったりします。
今この時代に、感謝の一言では足りないような気もするのです。
> あとは、家畜問題だけじゃなく、ペット問題も考えていければと思います。
> 実家は20匹ほどネコがおりまして、彼らはみんなキズもののノラでした。
> 片目もなければ脚にひどいキズのものもおりますし、死ぬまで鼻が
> ず〜ず〜のヤツもいました(フジくんみたいなやせっぽちでした、、)。
20匹!お母様すごいですね。
私も、以前住んでいた場所で野良猫の世話をしている方のお手伝いを
していたことがあります。大きな公園に何十匹もの野良猫がいまして、
中でも体が悪い猫や子猫は、その方が家に連れて面倒を見ています。
家と言ってもアパートで、病気の猫たちを何匹も置いていて、
自分の食費を削ってでも、全ての猫にきちんと食べさせようとする方です。
この方にしても、お母様にしても、私は本当に尊敬します。
一方では流行ペットが大量に生産され、高級フードやブランド物に囲まれ、
一方では流行らないペット・動物が物の様な扱いを受けています。
流行犬・猫の大量生産をやめて、保健所の犬・猫を人々が受け入れれば、
無駄に命を落とす動物がいなくなるのに・・そううまくはいきませんね。
・・長くなってしまいましたが、日本の動物を取り巻く現状は悲惨ですよね。
もっと多くの人が現状を知るべきだと思います。
できましたら、頂いたメールの一部をHPに掲載させて頂きたいのですが、
いかがでしょうか?ご検討頂けますでしょうか。
ぜひ、げんたさんもHPを作って下さい!
楽しみに待っています・・。
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