ベジタリアンについて、動物について、など私の思ったことを書いています。
□頂いたメールの紹介・No.3 ('04/2/20)


私は、貴方のホームページに影響を受け、
ベジタリアンになって8ヶ月の者です。ペスコベジです。
それまでは、肉・特に焼肉大好き人間でしたので、
友人で肉を食べない人を見ると、
こんなに美味しいものを食べないなんて、
この人は人生損しているなぁ〜なんて思っていました。
ベジタリアンって、どこか宗教的、禁欲的で、
偽善の匂いもして、排他的で、ヒステリックで...。
何となくマイナスのイメージばかり持っていたのですが、
こちらで、ベジーを肯定的に楽しんでいて、
しかもおしゃれな方がいらっしゃることを知り、
すごく見方が変わりました。

なかでもpetaの工業家畜映像が決定打でした。
生き物が可哀想という立場から、私たちが肉食を止めると、
世界の飢餓がどれだけ解消されるかに関心は移り、
発展途上国から資源を搾取して成り立っている
私たちのこの生活を考え直すきっかけにもなりました。
ベジタリアンの考え方に目覚めたことは、自分にとって
ベジ以前とベジ以降に分けられるほど、内面的な大きな
分岐点だったと思います。
だから、管理人さまには心より感謝しております。
ありがとうございます。

いま、私が直面しているのは、
まさに管理人様がとりあげていた話題、ぜんぶオーガニックや
自然食品にしなくちゃ落ち着かない病です。(笑)
マクロビオテックや、ナチュラルハイジーン、etc..
ベジになったら誰もが一通りは関心を持つであろう分野を
なまじっかかじったもんだから、だんだんエスカレートして
している自分に困ってます(笑)食費がものすごく高くつく!
うちは、私も働いていて旦那と2人世帯ですので、
まだやっていってますが、子供ができたら無理だろうなぁと
思っています。
でも、コラムを読んで、完璧をめざす行き過ぎた考えは、
結局、自分を疲れさすだけなんじゃないかとも思いました。
もちろん、人によると思いますが、なんとなくストレスを
感じてしまっていたので、あのコラムを読んで、肩の力が抜けました。

狂牛病につづき鶏インフルエンザ、気の毒な動物達。
それでも、食材になる肉を無理矢理かき集めるこの国の人々。
だったら食べなきゃいいのに、と単純に思ってしまう今日この頃です。
寒い毎日ですが、どうぞお風邪などひかれませんようご自愛ください。


********そして以下が私の返信です。

こんにちは。メールありがとうございます。
頷きながらメール読ませて頂きました。

> 友人で肉を食べない人を見ると、
> こんなに美味しいものを食べないなんて、
> この人は人生損しているなぁ〜なんて思っていました。

分かります・・この気持ち。
私が留学先で仲良くしていた、台湾のベジタリアンの子のこと、
そして当時の私のことを思い出します。
同じホームステイ先だったので、いつも一緒でしたが、
ベジタリアンって大変だなぁと思っていました。
ステイ先でも、みんなでステーキや鶏のオーブン焼きを美味しく食べているのに、
その子は一人で野菜やパンを食べていました。
また外に出掛けても、マックではハンバーガーをハンバーグ抜きで注文したり、
何だかかわいそうだな、と思ったりしましたね。
でもその子の場合は宗教上だったので、仕方ないな・・って思っていましたけど。
当時の私はベジタリアンの子と一緒にいながらも、ベジタリアンに無関心
でしたからね・・。その子の横でお肉をほおばっていましたから。

> なかでもpetaの工業家畜映像が決定打でした。

Petaの工場畜産の映像、あれは衝撃が強いですよね。
・・と言いながら、ずっと前に見たのではっきり覚えていないので、
今久しぶりにもう一度見てみました。
・・号泣してしまいました。本当につらいですね、これは。
でもこれが現実。毎日日本でも行われていることですよね。
もがき苦しむ豚を見たとき、あれが自分の飼い猫だったら、と想像してしまいました。
牛や豚は食用。これはもう事実ですが、それでも命ある動物なのだ、
という当然のことに気付く機会がなかなかないんですよね。

肉をやめるかやめないか、それは個人の自由だと思います。
でも、この現状は全ての人が知るべきだと思うのです。

> いま、私が直面しているのは、
> まさに管理人様がとりあげていた話題、ぜんぶオーガニックや
> 自然食品にしなくちゃ落ち着かない病です。(笑)

以前の私がそうでしたけど・・大変なんですよね。
オーガニックじゃないと恐くなってしまって。
私もその頃は自然食品店でしか食料を買わなかったです・・。
今では、経済的にも精神的にも、完全オーガニックは疲れてしまうので、
自分なりに適度に(?)買い物をしていますけどね。
でも食品問題などが騒がれる今、消費者自身がある程度の知識を
持つことも大事じゃないかと思います。
食品のラベルをチェックしたりとか、それくらいは必要ですよね。
これが極端になると疲れてしまいますけど・・。

つい長々と書いてしまいました。
ここでお願いがあるのですが、下記に頂いたメール、
HP上に掲載させて頂いても宜しいでしょうか?もちろん匿名です。
私自身も読みながら納得することが多かったですし、
他の方にも興味深いのではないか、と思うのです。
ぜひご検討下さい!

それでは、これからもHPの方更新していきますので、
また遊びに来て下さいね。




********以上頂いたメール&私の返信でした。

Petaの工場畜産動画は、4年前に見てとてもショックを受けました。
あれからずっと再び見ることはなかったのですが、今回また見てみました。
なぜ見なかったかといえば、はっきり言って恐かったからです。
動物の問題に関心を持つようになってから、色々な画像や動画を見てきました。
でも、見慣れる、ってことはないんですよね。
一度見たものでも、覚悟してから見る必要がある・・と言った感じです。

この動画、鶏・豚・牛の飼育されている様子、屠殺場へ運ばれていく様子、
そして屠殺される様子が写っています。
これを見ると、最初は、工場の人や屠殺する人のことを残酷な目で見てしまうのですが、
私は今、むしろこれを目にしないことの方が残酷なのではないか、と思ってしまいます。
私たちはきれいな肉のかたまりをスーパーで購入できるけれど、
その動物を飼育する工場、そして屠殺する人がいなければ、肉は手に入らない。
でもスーパーで購入するだけだと、生きた動物が肉のかたまりとなるまでの過程が
全く見えないわけで、何かを感じたりすることが難しいと思います。

“食べる”って、人間以外の他の動物も含め、他の生命を食するということですよね。
肉を食べる、魚を食べる、野菜を食べる、全て生命を口にしているわけです。
私も以前はこんなこと考えもせずに何でも食べていました。
テレビで、ライオンが鹿の首に噛みついて、血まみれの肉を食いちぎる場面を見て、
かわいそう、こんなの見たくない、と目を背けていました。
でもこれが、食べる、と言うことなわけです。
もちろん、食事の度にこんな凄まじい想像をする訳じゃないけど、
心の中でそれを理解しておく、というのは大切なことだと思います。

Petaの動画は こちら から見れます。
ナレーションは英語ですが、映像だけ見ても内容はよく分かると思います。