●闘牛について●
世界的に最も有名なのはスペインの闘牛です。スペインでは闘牛は国技であり、
重要な文化であり、また大きな産業ともなっています。
闘牛士の勇敢な様子、闘牛によって命を落とす闘牛士の悲劇などに注目が集まりますが、
一方でスペインの闘牛について、牛への虐待行為である、という声もあります。


闘牛はスペイン以外の国々でも行われています。
下記サイトに、各国の闘牛の特徴や様子が記述されていますのでぜひご覧下さい。


闘牛.com HP 「世界の闘牛」


闘牛は日本でも各地で行われていますが、
スペインの闘牛が
“牛対人間” なのに対し、日本の闘牛は “牛対牛” です。
スペインでは勝敗に拘わらず牛に死がもたらされますが、日本では牛同士が角を突き合わせる
形で、あくまでも牛同士が戦い、最後に牛が殺されるような内容ではありません。


こちらでは、スペインと日本の闘牛の概略を下記にまとめました。
*** スペインの闘牛 ******************************************************
スペインでの闘牛の公式シーズンは、3月のバレンシアの火祭りに始まり、
10月のサラゴサのピラール祭までの期間です。
マドリッド、バルセロナ、セビーヤの闘牛場で、日曜・祝日に闘牛が行われるということです。

闘牛は下記のような流れで行われます。

・色鮮やかなパレードとともに闘牛は始まります。

・パレードが終わると、トランペットの音とともに扉が開き、闘牛が勢いよく飛び出してきます。
 助手達はケープを振って闘牛を煽り、闘牛が突進してくると、板の後ろに隠れます。
 闘牛士は、この間に闘牛を観察するのです。

・続いて槍方が馬と共に登場します。
 闘牛は闘牛士の誘導のもと、馬をめがけて突進しますが、このとき槍方はカラフルな槍を
 闘牛の肩骨当たりに2回突き刺します。
 これは闘牛士の技術が試される場面であり、突きが強すぎれば闘牛を弱めることとなり、
 突きが弱すぎれば闘いの場面に影響が出てしまいます。

・次は銛を打つ場面であり、助手たちが計6本の銛を牛に刺していきます。

・そして闘牛士の登場です。ムレタ(赤い布)を使った闘いが、制限時間10分の間で行われます。
 最後は“真実の瞬間”、つまり闘牛を殺す場面です。長い剣を闘牛に突き刺し、
 大動脈、大静脈を切るのです。ひと突きで殺すことは美しいこととされていますが、
 これがうまくいかずに何度も剣を刺すことになると、牛の苦痛も大きく、
 ブーイングが出ることもあります。

・闘牛が殺されると、助手達が闘牛の耳を切り取ります。これは後に、闘牛士に授与されるのです。
 そして闘牛は馬で引きずられながら闘牛場を後にします。
 闘牛場には解体所が設けられており、そこで闘牛は解体され、牛肉として売られます。


◇ 関連リンク

闘牛のおはなし (ふれあい牧場HPより)
闘牛の概要・起源・闘牛士について・牛について等が、Q&A式で分かりやすく説明されています。

闘牛という見世物−生と死の遊技 (アロバ・スペインHPより)
闘牛の概要を始め、闘牛の流れを画像と共に詳しく見ることができます。


*** 日本の闘牛 *********************************************************
日本で行われている闘牛は、スペイン等の“人対牛”ではなく、“牛対牛”の対決になります。
本来牛は、群れをなす中での順位決定や縄張り争いなどで、角の突き合いをする習性があり、
ただ、この際に相手を死に至らしめるということはしないそうです


日本では、沖縄・鹿児島県徳之島・愛媛県宇和島・島根県隠岐・新潟他各地で行われており、
隠岐の闘牛は日本で最も古い歴史を持つと言われています。
起源については、不明であったり説が分かれる地域もあるようですが、
角を突きあう牛たちを見て、人々が闘わせることを試みる過程で、娯楽として発展したのでは、
という見解もあります。
また闘牛は、沖縄では“ウシオーラセー”、徳之島では“慰み”、隠岐では“牛突き”と呼ばれ、
地域ごとに様々な歴史があります。


闘牛は各地で、組合や協会によって、毎年主に大会形式で行われています。
その内容はスペインなどの闘牛とは根本的に違うもので、牛対牛の対決であり、
牛同士が角を突き合います。制限時間は定めずに、勝負が付く(どちらかが逃げ出す等)まで
行われる形式が多いようです。また、新潟県のように、勝負付けをしない形式もあるようです。



下記サイトにて、日本の闘牛について詳しく知ることができますので、ぜひご覧下さい。
私が文章を書くにあたり、下記サイトを参考にさせて頂きました。

◇ 関連リンク

全国闘牛サミット競技会 
日本各地の闘牛の概要、また、闘牛あれこれ(雑学編) では、牛突きについて・技・世界の闘牛
など、様々な情報を得ることができます。牛突きの起源の記述はとても興味深いです。

闘牛.com
宇和島の闘牛の説明をはじめ、全国・また世界の闘牛についての情報もあります。

島と牛と人と 
徳之島の闘牛についての詳しい説明、また、闘牛紹介 のページでは、各地の闘牛についての
説明も書かれています。

小千谷闘牛 北斗会
新潟県の闘牛についての情報が掲載されています。“牛の角突きについて” のぺージは興味深いです。

沖縄観光情報Webサイト
このWebサイト内にある、リンク先のページでは、沖縄の闘牛の説明が書かれています。
また、ページの下の方から、実際の闘牛の様子をflash映像で見ることができます。